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2020年8月14日金曜日

正しく恐る、新型コロナウィルス に関する、個人的な情報のまとめ(死亡率・重症化率について)

 全世界の皆様、こんにちは、おおたリローテッドです。

2020年に突入してから、全世界では新型コロナウィルス で大変なことになっています。

さて、この新型コロナウィルス ですが、WHOが言うように「インフォデミック」、つまり真偽不明の情報の流布によるパニックと言うことが一番の問題点のように感じます。

実際に巷には様々な情報が溢れかえっており、それによって正常な判断をすることができない方が多くいると言うのも現状です。そのような状況を打開するために、個人的に集めてみた新型コロナウィルス に関する信憑性の高い情報をまとめたいと思います。(なお、この情報自体がインフォデミックになる可能性もあるため、閲覧に関してはしっかりとしたメディアリテラシー、ヘルスリテラシーを持っておいてください)


新型コロナウィルス の死亡率・重症化率について

正確な結果を出すためには、バイアスのかかっていない正確なデータが必要となります。新型コロナウィルス のデータを知る上で、かなり役立つのが

東洋経済オンライン:新型コロナウィルス 国内感染の状況です。

2020年8月13日現在:

・検査陽性者数は 累計50,080人

・死亡者は 累計1,058人        となっています。

単純計算で、死亡者÷陽性者の計算をしてみると、死亡率は約2.11%となります。

重症者の累計は 177人であり、そこに死亡者もプラスすると、重症者+死亡者÷陽性者=2.34%です。

さて、ここで注目するべきなのは、死亡者数の累計です。新型コロナウィルス とよく比較対象にされるのがインフルエンザウィルスですが、2019年の季節性インフルエンザウィルスによる死亡者数は、3325人となっています。そのため、現在のペースであれば、新型コロナウィルス による死亡者数は2019年の季節性インフルエンザ死亡者数と比較すると、季節性インフルエンザウィルスの方が多くの死亡者を出していることが分かります。

※ただし、季節性インフルエンザの死亡者数については、その流行度合いによってその年によって変わり、年によっては100人台の死亡者しかいない時期もあります。そのため、新型コロナウィルスの危険性を図る相対的な尺度として季節性インフルエンザを引き合いに出して取り扱うことが不適切かもしれません。

推定感染者数から見る死亡率や重症化率について

現在確認されている感染者数のデータは、PCR検査によって陽性反応が出た方です。しかし、神戸市が行った抗体検査のデータを参考にすると、外来患者1000人中、0.2%が抗体を保有していたとの結果が出ています。(出典:神戸新聞NEXT 抗体保有者数の推計激減 神戸市内、4万人→2600人 神戸・中央市民病院

これは、神戸市における調査時点の感染者数よりも抗体を保持していると推計できる人が9倍居る可能性があると考えられる結果でした。つまり、潜在的に9倍の人が、知らない間に新型コロナウィルス にかかっていた、と。

このデータから考え得るに、症状は出ていなかったものの、新型コロナウィルス に感染していたと言う方は、実際の感染者として統計に上がっている人数よりもかなり多いのではないか?と考えられます。

感染者の実数が正確に計測できていないので、実際の死亡率も正確には計算できませんが、神戸市の例を参考にすると実際に感染したことがある人は実はかなり多衣ことが推測でき、新型コロナウィルス は、思っているよりも低い死亡率である可能性があると言えるでしょう。

※なお、新型コロナウィルス は、国によって致死率に大きな差があるという特徴があります。日本は諸外国のデータも参考にしながらも、日本独自の指標でそのウィルスの実態を解明していくことが重要です。

 





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