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2020年10月19日月曜日

家庭生活におけるマネジメント的視点の重要性①

 全世界の悩める夫婦の方々、こんにちは!

夫婦生活を営むに当たって、常に議論されているのが、家事分担や育児分担の件では無いでしょうか?大概、妻が夫の愚痴に終始するというのが定番ですが、なぜ不満が絶えないのか。その原因の一つが、家庭生活におけるマネジメント的視点の欠如だと思います。

マネジメントって何?

マネジメントとは、組織を管理したりチームをまとめたりすることの意味で用いられる用語です。この視点を取り入れることで、家庭の状況は大きく変わると思います。

男女が一組のカップルだった時は、情緒的な繋がりだけで結びついている脆い関係性ですが、そのカップルが結婚をして家庭を作るさらに子供が生まれるとなれば、その家庭は単に情緒的な繋がりを持ったグループではなく「一つの組織」になります。しかし、実態は組織になったのにそれを構成している夫・妻は、まだ情緒的な関係性で相手に何かを期待してしまう。だからこそ、そこに意向の意向の齟齬が生まれて、不満が生まれる。

家庭はカップルの延長線上にあるのではなく、組織として、全く違ったものへと生まれ変わってしまったことを受け止めることが大切です。そしてそれを受け入れた上で、感情を排除し、マネジメント的視点を持つことでその安定的運営を行っていけると考えられます。

家庭内のマネージャー(管理者)は誰か?

マネジメントを行う上で大切なのは、その組織にマネージャー(管理者)を配置するという点です。家事育児について、一連の業務を管理し、それをしっかりと差配する。その役割が重要なのです。

マネージャーになるのは、夫・妻どちらでも良いです。とにかくそう言ったポジションがあり、その役を担うという意識が有るか無いかで、状況は大きく変わります。

「パートナーの家事育児に不満がある」という場合、マネジメント的視点が無ければ「ほんとムカつく!」で終わっているでしょう。しかし、管理者としてマネジメント的視点を持てれば「なぜ、パートナーの家事育児は上手くできないのか?原因は何か?」と、感情論で終わらせなくなります。そして状況の改善に、前向きにできるようになるでしょう。

クリティカルパスを作る

家事育児は思い通りに行かないことも多いですが、大きな枠組みで捉えると、ある程度ルーチン化した業務として捉えることができます。そしてそれを効率的に行うためには、クリティカルパスを採用してみると良いでしょう。

朝ごはんを作る際の、簡単なクリティカルパスです。


このようなパスが頭の中、もしくは実際に図面上で描くことができていれば、どこに時間を費やすことで全てが効率良く進むのかということが把握できます。

感情的になって「パートナーが動いてくれない!」と怒る前に、まずはこういった形で、マネジメント手法を使ってみることをお勧めします。

次回は、もっと具体的なクリティカルパスについて検討していきたいと思います。






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